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2016年10月24日

みんなで1周年をお祝い!「World of Warships 1st Anniversary Party」を開催 柳沼氏「特殊なゲームモードを近々発表。そういったモードに近ければ潜水艦は出るかも?

■ 岩泉茂

10月23日 開催

会場:神奈川・横須賀

正式サービス開始から1年が経ちました

 ウォーゲーミングジャパンが運営するオンライン海戦ストラテジー「World of Warships」(以下、WoW)の正式サービス開始から1周年を記念するイベント「World of Warships 1st Anniversary Party」が、アメリカ軍と自衛隊の基地がある神奈川・横須賀にて開催された。当日は昼の部と夜の部の2部構成で実施。抽選で選ばれたユーザーそれぞれ100名ずつ、計200名が招待され、イベントを楽しんだ。

“戦闘配置”を意味する「アクション ステーション」の発声で乾杯
参加者には名刺が配布され、プレーヤー同士での名刺交換が行なわれた
5枚名刺交換をすると「ぷかぷか艦隊ステッカー」がもらえた
続々と交換に訪れるプレーヤーたち
日本駆逐艦の第二ツリー艦艇を先行試遊体験できるコーナーも
ASUS Japanが特別仕様のパソコンを用意。こちらでも試遊が可能だった。Core i7-6950X、GeForce GTX 1080、メモリ128GBというモンスターマシン

 乾杯の発声の後は歓談交流。それをしばし楽しんだ後は1周年を振り返る「スペシャルトークショー」が行なわれた。登壇したのは本作のアジアプロデューサーである柳沼恒史氏、プロダクトスペシャリストの畑井翔氏だ。

アジアプロデューサー 柳沼恒史氏(左)、プロダクトスペシャリスト 畑井翔氏(右)

 「1年は早いですね」と語る柳沼氏。正式サービスが開始されたのは2015年9月17日だ。「タイミング的には東京ゲームショウでリリースしたということができてよかった」と柳沼氏。2015年10月12日にはイベント「World of Warships 進水式」を開催。「今日のイベントに1年前の進水式で会った人も来ていて懐かしかったですね」と柳沼氏。この時に「利根が3月くらいまでに出ます」と言ったことを取り上げられ、その進捗については「ゲームの中で新しいプレミアシステムが必要だなとなっていて。長引いちゃっているんですが、直近で違う日本艦艇を出せればなと思ってます」(柳沼氏)とのこと。これは2017年頭に予定されているという。

 2015年10月19日にはソ連駆逐艦、ドイツ巡洋艦ツリーを実装。畑井氏はドイツ巡洋艦をよく使っているとのことだが、その理由は「ぽんぽん撃てるから」。「マウスの左クリックをずっと押しっぱなしにしているんですが、そこは一斉射撃じゃない?と思うことも」(柳沼氏)。ソ連駆逐艦についてはTierごとに使える、使えないがあると語る柳沼氏だが、「今後はキエフとか、改良しないとかわいそうかなと思う」のだそうだ。

正式サービスが開始されたのは2015年9月17日

 2015年12月1日にはゲーム内イベント「Project R」を開始。畑井氏はこれについて「ロシアの方で“俺たちが考えた最強のバランス”を出された問題があって、それを調整して進めたのが『Project R』」と語る。それに対して「年内にもう1回『Project R』に似たイベントを行ないたい」と柳沼氏。このシステムのストーリーとしては、ゲーム内でパール(真珠)を集めて、そのお金で「神風R」を復活させるというものだったが、「パールって何だよとか指摘があって、なんで真珠が船になるんだとか。いろいろ問題はあったんですが、お金と言ったらクレジットとかゴールドとかぶるので、別な何かとなったらみんなパールと言い出して」(畑井氏)。柳沼氏によると「プレイしてポイントが貯まってある程度まで行くと神風Rがもらえるというものだったが、そこのバランスがおかしかったので、途中で大富豪が登場することになった」のだとも。

「Project R」を2015年12月1日から開始

 1月1日からは、アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」とのコラボイベントも開始された。「コンゴウとミョウコウのイベントは素晴らしかったですね」と柳沼氏。畑井氏によると「『何人が手に入れたらいいの?』とロシアで話したら、『Tier5の船だし、あまりバラ巻いちゃいけないよね』と言われて、『何%がクリアする難易度ならいいの?』と聞いたら『5%~10%だよね』と(笑)。実際に作ってみたらそのバランスになったんですが、叩かれました。いろいろ反省があって、徐々に簡単になっていって今のバランスになってます」。今はタカオが手に入るイベントが実施されているが、「年末まで遊んでいただけたら手に入るかな」(畑井氏)。毎週10戦したら年末までには手に入るバランスなのだそうだ。

 なお、イベントでたくさん登場するイオナについては「あんなにいるのに乗せてあげる船が少ない。なんとかして潜水艦を入れてほしい」という話もいわれたとか。それについて畑井氏は「要望は上がってきて話し合いはするんですが、開発も大変なので時間はかかるかな」と語る。柳沼氏が「特殊なゲームモードを近々発表する予定をしていて、そういったモードに近い形であれば、何らかの形で潜水艦は出るかもしれません」と語ると、場内からどよめきが上がった。

アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」とのコラボイベントも始動

 そして2016年2月18日にはチームバトルが実装された。「個人的にはチームバトルは面白かったなと思っていて、ユーザーさん同士のつながりがすごくできるなと言うことで、ゲームが面白いと言うことも大事なんだけれども、一緒にどうやろうかというのも『WoW』の面白さの1つだと思うので、それが実現できる場だったかな」と柳沼氏。今はユーザーがどうやったら楽しめるのか調整をしているそうで、「クランとか対戦的なものを入れるので、それが入ったらチームバトルはもう1度やるかなと話している」(畑井氏)。クランについてはクランタグを近いうちにいれ、それのマネジメントや特別なモードなどを入れることを視野に入れているそうだ。「どういう形にするか悩んでいるところ」(柳沼氏)。

 3月23日にはソ連巡洋艦ツリーを実装。Tier8の「チャパエフ」はレーダーの距離が4キロくらい広くなっている。「11.8キロ以内だとずばずば撃たれてしまって怖いかなと。最近では英国の巡洋艦も出てきて、隠蔽率が高い。英国の巡洋艦のほうが駆逐艦乗りとしては怖い」と柳沼氏。

 3月31日に行なわれた「2016エイプリルフールモード」のスライドが表示されると、会場内から「あー」というため息が。参加していた本作のミリタリーアドバイザーである宮永忠将氏は「大阪のイベントでやってみたときに、ゲストで招いた戦記マンガなどで有名な小林源文先生をみんなで守ろうぜとやっていたら、畑井氏が魚雷を全部命中させて撃沈したという、イベントを台無しにした名シーンがありました(笑)」と振り返る。ちなみに次のエイプリルフールはまだ考え中。「直近に入れる面白いゲームモードを使って、宇宙とかに行きたいなーとか」(柳沼氏)だそうだ。

 4月29日には天候機能を実装。「初めに入った印象としては雨とか雪が雑な印象があって。最近は見た目的にもだいぶ様になってきたなというところ。ただストームが起きてるのに海が穏やかだなとか聞きますので、その辺は今後……」(柳沼氏)。

 7月6日にはマッチメーカーの改良が入る。「いろいろ改良しなければいけないという部分だったので……。だいぶよくはなりましたが」と畑井氏。

 8月18日にはドイツ戦艦ツリーが実装される。ビスマルクを使っているという人も多いそうだが、「ドイツ戦艦が来るだろうな、となっていてやっと来たのが8月。実装された後にドイツ戦艦がマッチングの9割を占めたときもあって、その辺のバランスをなんとかしたいと思っています」(柳沼氏)。

 そして9月15日には、開催されていた東京ゲームショウ2016の席上で、アニメ「ハイスクール・フリート」とのコラボが発表された。畑井氏は「今後船とか艦長をいろいろと入れていきたいなということで進めている」と語る。なお、このプロジェクトは4月くらいから進められていたそうだが、「みんなで試写会に応募したことがあって、7名応募したが当たったのは畑井さんだけ」(宮永氏)。ひとこと欄にプロデューザーですなどとアピールをしたそうだがみんな落選。宮永氏が畑井氏の応募欄に名文を書いたら、当選したのだそうだ。

 コラボについては「水面下ではいろいろ動いているので、年末には若干発表ができるかなというところですが、具体的には来年にコラボが本格的に開催される予定」(畑井氏)。宮永氏は「魚雷の代わりにスキッパーが走ったらどうか」と話したら、アニメのプロデューサーも「それはいいですね」と言ったとか。

 10月20日には英国巡洋艦ツリーを実装。「駆逐艦乗りとしては、相手として英国巡洋艦に出くわして、というパターンが多くて、スモークの炊きどころに悩んでいて。先に炊くと劣勢になってしまうので、そのバランスをどうしようかなと。隠蔽がより低いもので先に相手を見つけて、ということができると、味方に英国巡洋艦がいたときにまず撃たせたりと、戦略について考えていた」(柳沼氏)。「英国巡洋艦が入ったことで戦略的な選択肢は増えたかな」と宮永氏が語ると、「それなりにいいところへの落としどころになったかな」と柳沼氏が応えた。

そしてQ&Aコーナーも実施

 一通り1年を振り返った後は、参加者とのQ&Aコーナーに移った。

Q:イギリスの船を作るときにはどれくらいの時間がかかったのか

A:「資料を集めてそこから作成を始めて、モデルを1個作るのにだいたい6カ月かかると言われている。さらにその前に調査の時間もかかるし、バランス調整もあるので、1隻に8~10カ月かかるという計算になる」(畑井氏)。「ツリーとなるとゲーム全体に影響を与えるモードになるので、ツリー全体の調整を含めると1年くらい」(柳沼氏)。

Q:アルペジオコラボでは復刻イベントは行なうのか。ハルナを取り忘れてしまって……。

A:「します。明日企画書を書くので。どうするのかは悩んでいたが、いろいろ意見があったのと、アメリカが全部復刻するとか言っているので、うちもやろうという感じで話していた。12月ですかね……」(畑井氏)。

Q:アルペジオコラボでキリシマのボイスを聞いたことがなかったのだが、追加されるのか。

A:「ないです」(畑井氏)

Q:日本駆逐艦の第二ツリーをテストプレイしたが、ここでしか教えてもらえない情報はあるのか。Tier10の駆逐艦のイニシャルとか

A:「ちょっと言えませんね。出せる段階になったらしっかりと告知します」(柳沼氏)。

Q:北上は今後どうなるのか(場内大爆笑)?

A:「どうやって配ろうかなというところは、アジアであったりアメリカであったり、それぞれの場所で違う思惑があります。それは各リージョンの運営チームに任されていて、どの段階でどう配ろうかなというのを今考えているところ。あの艦艇は広範囲に配っちゃうとやばいんで……(笑)。ターゲットをしっかり絞れると言うことは、自ずとどういう場で配れるのかはわかっていただけると思う。そういう機会を今後設けていきたい」(柳沼氏)。

Q:日本駆逐艦をメインに使っているのだが、魚雷が10キロメートルに削減される。同じく魚雷を持っているアメリカやソ連の駆逐艦は10キロメートル以下になるのか?

A:「よくある質問ですね(笑)。そこはこっちからも開発陣と話をしていて、要望が多いというのは意見としては出しています。ただ具体的な内容は決まっていない」(畑井氏)。「バランスですね。英国巡洋艦とかも入ってきているので、全体的な勝率とかダメージとか、その辺の傾向が駆逐については要チェックだなと思っていて。それを見つつ距離を決めていきたいという所ですね」(柳沼氏)。

Q:駆逐艦の数で多いと負けるということがあるが、これは改善されるのか?

A:「マッチングで調整はしているが、同Tierとかでマッチングを始めると、どんどんやりにくくなってしまう。ある程度はTier差などを設けないといけないというので今のバランスになっているのだが、日々アップデートなどで調整は行なっているので……」(畑井氏)。「個人的には格差Tierがあったときにどうマッチングさせるかが弱いと思っているので、その辺のバランスをもうちょっと取ろうかなと。先ほど話したマッチングの改善も予定されていなかった。そこはユーザーさんの声を聞かないと、ということで全リージョンで1番何が要望が多いのか、としたときにマッチメーカーだった。これに関してはご意見を寄せてほしい」(柳沼氏)。

Q:空母や巡洋艦をメインに使っているのだが、一部の駆逐艦では主砲を撃っている間に対空砲も撃っていたりとか、右舷から来ている雷撃機に、なぜか左舷の対空砲が機能していたりと、よくわからない。これはどうにかならないものか?

A:「よく見ていただいて本当にありがとうございます」(柳沼氏)。「そういう調整も可能だとは思うんですが、開発にリアルさを求めると、逆にユーザーの不満があったりするので……。それでおそらくそういう仕様になっているのでは」(畑井氏)。「それを突き詰めていくと、左舷にダメージが与えられた場合、傾斜が艦にかかるから、ある方は撃てなくなるとか。どこで線引きするのかは難しい。リアルはみんな追求したいが、ゲームとしてどうなの? のせめぎ合いです」(宮永氏)。

ユーザーからの質問に対して丁寧に答えていく運営陣

次はクイズ大会、そして大じゃんけん大会も

 そして次には「激突!ベーリング海峡横断ウルトラクイズ」が行なわれた。用意された難易度は「NORMAL」、「HARD」、「HARDEST」、「INFELNO」。難易度に応じて報償が変わるといったものだ。解答は最後に掲載しておくので、チャレンジしてみてほしい。

第1問

第2問

第3問

第4問

第5問

第6問

第7問

第8問

第9問

第10問

第11問

第12問

第13問

第14問

第15問

第16問

 クイズ大会が終わった後は、賞品をかけての大じゃんけん大会となった。かなりの数のプレゼントが用意されており、かなり盛り上がった。

壇上の人に勝ったら残り、あいこと負けはダメ、といういつものパターン
コンパニオンさんの手渡しで賞品をプレゼントされる

 イベントの最後に運営陣から一言ずつコメントが寄せられた。

 「短い間ですがありがとうございました。今回は1周年ということで、次は10周年でお会いしましょう(笑)。それくらいでどんどんやっていくつもりですので。今日はありがとうございました」(宮永氏)。

 「これからもWoWは新しいプレイや新しい機能、みんなが楽しめるようにいろいろと頑張っていきますので、遊んでいただけたらと思っています」(畑井氏)。

 「本日皆さんにお会いできてうれしかったです。勝ちたいとか、仲間と一緒にプレイしたいとか、話したいとか、いろいろなプレイスタイルがあると思いますが、皆さんがより楽しめるプラットフォームを、運営と開発一同頑張って、いい物を作っていきたいと思いますので、楽しんでいただければと思います」(柳沼氏)。

上記クイズの答え

第1問答え:「火の地」
第2問答え:「ニューオリンズ」、「光学レンジファインダー(測距儀)」
第3問答え:「Iwaki alpha(岩木)」、「機雷掃海具」
第4問答え:「駆逐艦 磯風」
第5問答え:「迷彩タイプ2」
第6問答え:「戦闘機:1、雷撃機:2、爆撃機:2」
第7問答え:「B 100機」
第8問答え:「C 162門」
第9問答え:「C ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルク」
第10問答え:「ホットスポット」
第11問答え:「ビッグレース」
第12問答え:「エセックス」、「通信アンテナ」
第13問答え:「C Дерзкий(デルズキー)」
第14問答え:「海風(初期船体)」、「キエフ」
第15問答え:「FlyFire」
第16問答え:「幸運の海」

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(初出:GAME Watch)

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